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2022/11/09 10:00

読書の秋です

こんにちは。
開発事業部の髙屋です。

秋はいろいろな秋で例えられます。
私にとっては「読書の秋」が一番しっくりくるような気がします。

幼少時から本に触れる機会が多く、季節に関係なく
今でも週に2~3日は書店に立ち寄り、コミックスや
雑誌まで含めると月に15~16冊程の書籍を購入し、
読みふけっております。

さすがに読了本を全て手元に置いておける訳ではないので、
直ぐにメルカリ等で売却してしまうのですが、最近読んだ本で
これは手元に置いておきたいなと思った本を2冊、さわりだけご紹介致します。

「アーモンド」 
著者:ソン・ウォンピョン

2020年の翻訳小説部門第1位を獲得。
感情がわからない少年に祖母や母が喜怒哀楽等の感情を
教えていくのですが、ある事件によって主人公はひとりぼっちになってしまいます。

「わが子が期待とは全く違う姿に成長しても、変わらず愛情をそそげるのか?」
少年の成長の物語。
読みやすく最後に深く考えさせられる感動作です。

「おいしいごはんが食べられますように」
著者:高瀬隼子

第167回芥川賞受賞作
3人の登場人物がそれぞれ何かしらの嫌な部分を持ちながら、
職場での人間関係が円滑に進むように本音を出したり隠したり。

最後に書かれるタイトルが、とても意味深で。
身の回りに普通に起こっていてもおかしくない事象に、最後は怖さも感じます。

秋の夜長を素敵な文章に触れながら、感受性豊かな日々を送りたいものです。

ま、食欲の秋に走りがちですけどね。